Ask it!クラウド・リーガル・コラボレーション™
 
弁護士
森  健 市(東京弁護士会所属)
所在地
〒107-0062
東京都港区南青山3-12-12 南青山312ビル401
森法律事務所
TEL:03-3796-6770
FAX:03-3796-6775
Twitterユーザー名
Ask_it
 

今回ご提案している「クラウド・リーガル・コラボレーション」は、私どもが27年の歳月を費やし、全国を飛び回る生活の中で、必要に迫られて実践してきたことを、クラウド・コンピューティングの技術を利用して、誰もが時空を超えて共有できるようにしたものです。


私自身の経歴については、語るべきものなどありませんが、2003年11月にプレジデント社から刊行された「納得できる弁護士選び」の中で私のことも紹介されています。この本の中で、私は「弁護士アクセスを改善するための提案」として、サービス供給者である弁護士の側から、現在起きていることに対し、より適切かつ効果的なソリューションを提供するように努力する必要性を訴えました。その後も、同じ想いを抱き続けてきましたが、弁護士人口が急増した現在もなお、あまり大きな変化、イノベーションはみられないように思います。しかし、金融危機の影響により法的に解決すべき紛争が激増している今こそ、弁護士の側でも、従来の業務のあり方にとらわれず、顧客のニーズに即応したサービス開発をはかる必要性が高くなっていると確信しています。


サービス経済学では、「もの」の取引の場合と区別して、サービスについては「生産と消費の同時性」が必要だといわれています。よくいわれていることは、青森で生産されたリンゴ(もの)を福岡で食べること(消費)は可能だが、青森の理髪店は、福岡の顧客の調髪(サービスの生産と消費)はできないということです。このように、サービスというものは、時間と空間を超えて存在することはできず、サービスが存在するには業者と顧客が出合っていなければならないはずです。


ところが、サービスについても、実はそれが消費される前のプロセスにおいては、時間と空間を超える方策が可能と考えられています。弁護士の仕事も、その一部については、時間と空間のアローアンスを取ることができ、青森の理髪店の場合はできなかったサービスを、福岡で行うことは可能なのです。それは、顧客との(書類の作成も含めた)情報の共有(コラボレーション)を行う部分です。


もうひとつ、サービスの特徴として指摘されていることは、「もの」が取引される場合と異なり、生産と消費がなされる過程に業者と顧客が一緒に参加して、協働し合うことです。顧客とのコラボレーションが可能にさえなれば、弁護士サービスは時空を超えて、より大ぜいの人びとに利用されることでしょう。とは言ってみても、現実はそう甘くはありませんでした。このようなサービスを提供することには、今まで技術的制約が壁となっていました。


しかし、クラウド・コンピューティングが現実となった今、欧米では情報提供やコミュニケーションの手段として、Twitterの利用者が爆発的に増え、有名人やマスコミも活用し始めています。Twitter活用者の中でもっとも有名なのは、バラク・オバマ米大統領ですが、昨年の選挙戦や情報共有でこれを活用したことで知られています。Twitterでは、アカウントを非公開に設定することにより、顧客の秘密保持が可能となります。また、SSLという高度なセキュリティによるファイル共有の技術を用いることによって、弁護士と顧客との情報の共有が今や技術的にも可能となったのです。


私のようなつまらない者が思いついたことでも人の役に立つかもしれない、大ぜいの人とコラボレートすることで、今まで気づかなかったコアなサービスができるかもしれないと考えて、今回のサービスを始めました。


私には、こんなことしかできませんが、皆さんの力をお借りすれば、きっと世界を変えることだってできると信じています。このようなサービス提供のあり方が、日本中、もっといわせていただくと、世界中の人たちに普及することを願ってやみません。

 
1.弁護士アクセスを改善するための私の提案
①基本的に費用の問題を改善する。
②需要に応じた弁護士のサービス自体を考える。
③現在起きていることに対し、より適切かつ効果的なソリューションを提供するように努力する。そういう努力を供給者である弁護士の側から努力しないと変わっていかないと思います。
2.効果的に相談にのってもらえる3つのポイント
ファックスやメールを活用しましょう。そうすればたとえ遠隔地でも、面談することなく相談が実現できます。
3.いままでに扱った主な仕事
いわゆる闇金融、暴力金融など・・・暴力団と渡り合うこともあります。中小企業の倒産処理が非常に多いです。
4.今後取り組みたい分野
分野がどうという問題ではなく、アクセス困難な弱い人たちにどう対処すればいいのかを最優先に考えたいと思っています。とにかく、いままで弁護士に頼んだことがなかった、あるいは弁護士の知り合いがいないという人たちにアプローチするというスタンスで仕事をしてきたし、今後もそうしようと思っています。
5.弁護士を志した理由
仕事をしているうちに少しずつ使命感も生まれてきて、いままで他の弁護士がやってこなかったこと、採算が合わない、手間がかかる、お金にならない、恐い、など諸々の理由で敬遠されている案件を掘り起こして重点的に扱ってきました。これはスタートラインから一貫しています。
6.弁護士になってよかったと思うこと
8割の人がきちんと私の仕事を評価し、感謝してくれたこと。これが弁護士として一番の喜びです。私という弁護士を信じて他の人に紹介もしてくれる。そういう、何ものにも換えがたい人間関係のネットワークが自然にできあがって、ここまでやってこれたと思っています。
7.私がめざす理想の弁護士とは
具体的には、明るい弁護士になること。一緒にいて楽しい、魅力があって、余裕があること。おもしろい人だなと思ってもらえばそれで十分です。
8.私がこころがけている弁護士としての信条
法律相談の仕事もできるだけこなすようにしています。どんなことでも聞いてあげて、弁護士としてより人間として聞いてあげて励まします。開いてもらってよかった、と思ってもらえるような温かさをこころがけているつもりです。明るく余裕がなければ、人を助けることなんかできません。
9.弁護士という仕事のここがおもしろい
私でなくてはできない仕事をしているという自負があります。見通しの悪い事件、他の弁護士さんが下りてしまった案件でも挑戦します。こんな自分の全人格をぶつけてできる仕事は、そうそうないと思います。
10.弁護士という仕事はここがたいへん
弁護士は確かにサービス業なんですが、コックさんや美容師さんみたいに、その場で終了しない点がたいへんですね。我々は常に宿題を抱えているようなものです。危険でトラブルにまきこまれることもありますが、身体を張って弱い人を守っている。そういう思いで生きています。
11.こんな新人を待っています
新しい分野に積極的に取り組める人。多少危険な仕事でも果敢に挑戦する人。一人の人間として向き合える人。
12.自分自身のアピール
フットワークがものすごくいいです。元気です。人の財産や不幸を預かるのですから、元気でなくちゃできません、この仕事は。とにかくひとつひとつの仕事を、一生懸命、コツコツと地道に誠実に処理すること。これが私のポリシーです。
 
(「納得できる弁護士選び」より抜粋)